クロストーク
宝塚医療大学でのびのびと大学生活を送る、
3人の在学生。
それぞれの学科の学び、課外活動、
人とのつながり、成長できたことや、
「自分の可能性を、あきらめない」ことについて
語ってもらいました。
支えてもらった経験から、
支える側になりたいと思いました。
■村田私たちは3人ともオープンキャンパスの企画・運営を行う「広報隊」に所属しています。でも、こんなふうにゆっくり話す機会ってなかなかないですよね。私は高校生の頃、剣道でケガをして柔道整復師の方に診てもらい、それがきっかけで自分も柔道整復師になろうと思いました。皆さんはどうでしたか?
■栗本私たちは3人ともオープンキャンパスの企画・運営を行う「広報隊」に所属しています。でも、こんなふうにゆっくり話す機会ってなかなかないですよね。私は高校生の頃、剣道でケガをして柔道整復師の方に診てもらい、それがきっかけで自分も柔道整復師になろうと思いました。皆さんはどうでしたか?
■堀内私が鍼灸師を目指したきっかけも部活動でした。専門学校という選択肢もあるなかで大学を選んだのは、国家試験の勉強だけでなく、臨床現場で使える知識・技術を4年間かけてでも身に付けたかったからです。宝塚医療大学のオープンキャンパスで先生方と話し、他にはない熱意を感じて、ここで学びたいと思いました。
■村田宝塚医療大学は先生との距離が近いし、気軽に質問できるので心強いですよね。しかも、どの先生も「頑張ってるね」と褒めてくれるので、学習意欲がますます高まります。
■栗本先生方は、本当に親身ですよね。私たち一人ひとりの性格を分かった上でサポートしてくれていると感じます。
■堀内実技の授業でも、一人ひとりの習熟度に合わせてフォローしてくださるので安心です。丁寧に教えてもらえるので、しっかり身に付いていると実感できます。
知識を着実に身に付けることで、
学ぶのが楽しくなっていきました。
■堀内入学後、先生に言われて心に残っている言葉があります。それは、「スタートラインは全員一緒。これまで勉強してきたことも大事だけど、これからどれだけ学べるかが大切」というもの。初めての科目ばかりで大変ですが、面白さもあります。
■栗本どの学科もまず基本となるのは、解剖学、運動学、生理学の3科目でしょうか。1年次のときは、もう覚えるのに必死でした(笑)。ただ、毎週小テストがあるので少しずつ着実に積み上げていけますし、覚えた知識はその後の科目に繋がり、活用されます。それに気づいたあたりから、学ぶのが楽しくなっていきました。
■村田印象に残っている科目は、2年次の「後療学技術実習」です。後療とは物理療法、運動療法、手技療法を組み合わせた治療法のこと。他に「マイクロ牽引法」「モーション・パルペーション」など、色々な専門に特化した先生がいて、学びがいがあります。
■堀内東洋医学の学びも充実していて、知れば知るほど面白いです。特に興味深かったのは「舌診」と「脈診」。舌や脈の状態を診ることで、体の中の様子が分かるなんて驚きました。西洋医学と東洋医学の両方を学んで、治療の引き出しを増やしたり、上手く組み合わせたりできたらいいですよね。

人とのつながりや課外活動を通して、
勉強以外でも
たくさん成長できます。
■栗本先輩とのつながりも、宝塚医療大学の大きな魅力です。広報隊もそうですし、クラブ・サークル活動などで先輩と知り合えば、勉強や就職のことを教えてもらえたりします。自分たちの体験をもとに話してくれるので、先生のアドバイスとはまた違った意味で参考になります。
■堀内広報隊や学友会※の活動で仲良くなった先輩・後輩・同期とは、授業について情報交換したり、ご飯に行ったり。規模の小さい大学だからこそ、たくさんの人と知り合い、かかわり合えます。
■村田私は、初対面の人と話すのが苦手だったんですけど、オープンキャンパスのスタッフをやって、相手の話を聞き出す力が身に付きました。自分ばかり話すのではなく、質問する力が上がったというか。将来、患者様と接するときに役立つ力だと思います。適切な問診による適切な治療を行うことで、患者様の不安をなくし、安心してもらえるようにしたいです。
■栗本大学で色々な人と出会い、一緒に過ごすなかで、自分とは違う考え方や頑張り方に触れることができました。成長した点でいうと、「相手を知ろうとすること」と「いいところ探し」ができるようになったことです。患者様のことを知れば、その人に合ったリハビリができますし、相手のいいところが分かれば、自然とポジティブな声をかけることもできる。人と信頼関係を築くために役立つのかなと思います。
■堀内2人の話にすごく納得です(笑)。私もオープンキャンパスのスタッフを経験し、たくさんの方と接することでコミュニケーション力が磨かれました。それから、学友会。3年次に会長を務めたのですが、コロナ禍だったので、スポーツフェスタは時期や競技数を変更するなど、企画・運営にひと苦労。ただ会長を務めたことで、マネジメント力が養われたと思います。将来は施術の実力だけでなく、治療院全体を考えられる、広い視野を持った鍼灸師になりたいです。皆さんはどんな医療人を目指していますか?
■栗本表情や会話で楽しませたり、リラックスさせたりできる理学療法士です。自分がリハビリに通っていたときの理学療法士の方がそういう人で。リハビリなんですけど、辛いものとして捉えるのではなく、楽しい場所でした。そういう雰囲気を作るためにも、まず自分が楽しむこと。自分が楽しくないと、患者様も楽しくないと思うんです。
■村田目標は、手技の上手い施術者になることです。物理療法、運動療法、手技療法、どれももちろん大事ですが、最も奥が深いのは手技療法だと思います。治療家として違いが出るところです。筋肉に刺激を与えたり、関節にアプローチしたり、手技療法は患者様も効果を実感しやすいため、信頼を得るには重要です。
■堀内私は、鍼灸師になって経験を積んだら、自分で治療院を開くという夢があります。そのときは、姉と一緒になにかできたらと。姉の得意分野と鍼灸を組み合わせたお店がしたいと思っています。そのためにも、今は国家試験に合格することが目標。医療の専門性や国家資格は一生ものですし、将来の可能性を広げてくれるものではないでしょうか。

自分はここまでとあきらめない。
行動することで、
道はひらけていくはずです。
■栗本入学時と今の自分を比べてみると、勉強面でも人としても成長を感じることができて嬉しいです。高校時代の先生に言われたのが、「行った先の行動で、後悔するかどうかが決まる」という言葉でした。その想いを胸に、自分自身が置かれた環境で後悔しないように行動しています。宝塚医療大学は私にとって、自分を変えてくれる場所。本学のテーマ「自分の可能性を、あきらめない」は、まさにそうだと思います。
■村田私は、広報隊の隊長としてオープンキャンパスのクイズ大会をやりきったことが、あきらめなかったことかもしれません。スケジュールがタイトで、他の企画も並行して進めていたのですが、責任を持ってやりきりました。参加した高校生たちの「楽しかったです」という声がとても嬉しかったです。
■堀内私も入学したときは学友会とかやるつもりはなかったんですけど(笑)。先輩との出会いがあり、次期会長としても推薦してもらって。最初は自信がなくて迷いましたけど、せっかく大学に入ったんだし、なにか行動することで得られるものがあるのかなと。やらないと始まらないと決意し、会長職を引き受けました。たくさん成長できたので、今はやってよかったと思っています。前会長や他のメンバーも助けてくれて、関係も深まりました。
■栗本宝塚医療大学には、本当にいい人が集まっていますよね。人に恵まれているなと感じます。
■堀内クラス制だから友だちはできやすいし、担任制だから先生は学生の名前をしっかり覚えてくれます。人と密にかかわることができる大学です。高校生の皆さんも宝塚医療大学に入学したら、先生に積極的に質問してみてください。熱心に、分かるまで教えてもらえますよ。さらに、クラブやサークル、広報隊などの活動に取り組むことで、より多くの先生や先輩とかかわりが持てます。勉強もそれ以外も、自分の可能性をあきらめなければ、きっと濃い大学生活が送れるはずです。
■栗本心がけとして、感謝の気持ちがあれば頑張れると思います。親に学費を出してもらっていることとか、周りの人に支えられていることとか。感謝を忘れずに、勉強も課外活動も思いっきり楽しんでください。
■村田ぜひ、オープンキャンパスに来てほしいです。キャンパスや在学生たちの雰囲気を肌で感じてください。
■堀内自分はここまでとあきらめず、行動あるのみです。私たちもあと1年となった大学生活、有意義に過ごしたいですね。国家試験に向けてラストスパート、頑張りましょう。
※学友会… 学生の課外活動の充実と発展および学生相互の親睦を深めることを目的とした組織
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