トレーニングやリハビリなど、
プロスポーツの現場を体感！

最前線のリハビリ施設見学や総合病院など、アメリカの理学療法士が働く現場を視察します。また、メジャーリーグ、MLS、NFL、NBAなど、本場の選手たちのトレーニング施設で活躍するトレーナーの動きを間近で見ることができます。機器やトレーニング及びリカバリーの取り組み方を学ぶだけでなく、実際に指導も受け、アスリートを取り巻く環境をさまざまな面から体験。アメリカのプロスポーツの現場で理学療法士とトレーナー、両方の視点から実際の動きを体感するとともに、日米双方の良い点をあらためて発見することもできます。参加した学生からは、「トップレベルの選手のトレーニングを実際に見ることができ、イメージしやすくなった」「将来の夢を叶えようと、より強く思えた」という声が聞かれました。

ホーチミン市医科薬科大学で、
メスを使った解剖実習も。

理学療法士、柔道整復師、鍼灸師を志すにあたり、今まで以上に資質が問われる時代。本学ではより幅広い知識と優れた技術の習得をめざして、ベトナム研修を実施しています。ホーチミン市医科薬科大学での解剖実習・臨床実習では、第一線で活躍している医師から直接、指導を受けることができます。国内では経験できない、貴重な学術研鑽の場。海外の医療や文化に触れて、医療人としての自覚と見識を深め、自己形成の礎にすることが研修の目的です。参加した学生は、現地で優れた技術を目の当たりにし、自ら解剖も体験。「実際にメスを持って解剖を行い、得られたことはたくさんありました。厚み、大きさ、感触など、教科書や図解ではわからないことを、自分の目と手で確かめながら学べました」。

中医師に、日本の臨床現場で
活用できる鍼灸技術を学ぶ。

中国医薬大学（台中市）での解剖メインの研修です。3日間にわたる2コマの見学実習と3コマの実技授業に、鍼灸学科の学生が参加します。中医師による「実技授業」では、臨床医の実践的な授業を通して、臨床に役立つ技術を習得。他に、日本では体験できない中医師の治療を見る「治療見学」や、中医学の数千年の歴史を学ぶ、中医薬展示館での「中医学体験」があります。「頭のてっぺんにあるツボ、百会に刺激を与える頭皮鍼は日本でもできる治療。より理解を深められたら、将来に使えそうだと思いました。実技がいっぱいできてよかったです」「2 回目の参加でしたが、自分の成長を感じることができてうれしかったです」など、手応え十分の学生たち。滞在中は、台中や台北での観光（人気の観光地へ）も楽しめます。