Q&A

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宝塚医療大学Q&A

最新鋭の設備を備えた実習室や広々とした図書館、そして緑がまぶしいキャンパス。 学びに集中でき、大学生活を存分に楽しめる環境があなたを待っています。

理学療法学科

Q

理学療法士の求人が減少していると聞きました。
宝塚医療大学の求人状況を教えてください。

A

本学部の2021年度卒業生の場合、約537件の求人がありました。求人倍率約10倍で1人あたり10件、うち約89%は医療機関です。理学療法士のニーズは福祉、スポーツ、一般企業、さらに教育分野にまで広がっており、活躍の場はますます拡大傾向にあります。

Q

女性の理学療法士は結婚や出産後も続けられますか?

A

病院勤務の理学療法士の就業時間は、おおよそ9時から17時。夜勤はなく、結婚・出産後も続けやすい仕事といえます。最近では、保育所を完備する病院や、育児休業制度を整えている施設も増えています。ちなみに、現在の日本における理学療法士の男女比率については、男性:女性=5.5:4.5です。

Q

国家試験対策はどのようにしていますか。

A

国家試験対策は2年次の補習授業からスタート。4年次後期には毎日グループに分かれて、学生同士が協力しながら勉強し、教員が指導します。また、補習授業も並行して実施。毎月の模擬試験によって課題の克服を図ります。万が一、不合格となった場合でも、次年度の合格のために大学で対策講座を行っています。

Q

臨床実習の内容を教えてください。

A

2年次は「見学実習」として、医療人の接遇を学び、理学療法の現場や対象者について知ります。3年次の「評価実習」では対象者に接し、障がいの観察・検査・測定を、4年次の「総合実習」では理学療法治療まで体験します。いずれも現場の臨床実習指導者の監視・指導のもとで行われます。

Q

臨床実習の期間と実習施設について教えてください。

A

期間は2年次が2週、3年次は4週、4年次は6週と8週に分けた計14週間。3年間の合計は20週間にも及びます。実習先は、医療機関(病院)や介護老人保健施設、在宅訪問施設などで、在学中に多様な施設を体験することができるのも特長です。近畿エリアを中心に、関東から西の各県まで幅広く出向きます。

Q

入学試験に合格するためにはどうすればよいですか?

A

第一に、将来の目標を明確にしましょう。1年後には専門職を目指す大学生として勉学に励む姿。4年後には理学療法士になっている姿。10年後には多くの人や社会に貢献している姿を思い描き、「志」を確かなものにしてください。第二に、高校の学習に真剣に取り組みましょう。それが合格への近道となります。

柔道整復学科

Q

病院に就職できますか?

A

就職は可能です。多くの卒業生が病院やクリニックに就職し、勤務しています。整形外科での仕事の一例としては、医師の診断のもと骨折や脱臼によるギブス固定を外した後に、固くなった筋肉や関節の動きを手技でできるだけ元の状態に戻すこと。そのため、人体の構造や機能、外傷の知識を理解しておかなければなりません。

Q

スポーツトレーナーになれますか?

A

本学では、スポーツトレーナーへのステップとなるスポーツリーダーとJATI認定トレーニング指導者の受験資格取得に必要な科目を設けています。また、本学と協力関係にある野球チームの試合に教員が帯同しており、学生も補助で参加するなど、経験を積み重ねることができる環境があります。

Q

在学生はアルバイトをしていますか?

A

アルバイトをしている学生はいますが、本学は医療系大学ですので、国家試験合格に向けて授業以外でも自学自習が欠かせません。また、教員免許の取得をめざす学生は授業数も多く、余暇が少ないのが現実です。したがって、アルバイトは平日は抑え気味で、土曜・日曜が中心のようです。

Q

国家試験対策はどのようにしていますか?

A

本学には、長年グループ校で培ってきた模擬試験などのノウハウがあり、国家試験対策は万全です。担任およびゼミ担当教員が、学年ごとに一年を通して学習指導を行います。その内容は、個別面談による目標の確認、学習指導・生活指導、特別補講・補習、学内の実力試験やグループ校による模擬試験の分析などです。

Q

開業して成功する方法を教えてください。

A

確かな技術と適切な生活指導で、患者様の信頼を得ることが第一です。また、骨折や脱臼の可能性に備えて、近隣に診ていただける医師を確保しておくことも必要です。治療院の開業にあたっては、本学の母体である公益社団法人全国柔整鍼灸協会が随時セミナーを開催するなど、柔道整復師をしっかりと支援しています。

Q

結婚や出産で仕事を一時休止しても
復帰することはできますか。

A

出産休暇後に復帰する女性医師が多くいるように、柔道整復師も復帰は可能です。あらゆるスポーツにおいて女性選手が活躍する時代。女性の柔道整復師によるケアサポートを望む声もあり、チームのスポーツトレーナーとして活躍する方々もいます。治療院での施術を含め、女性が求められるシーンが増えています。

鍼灸学科

Q

鍼と灸といった施術を受けた経験はありませんが、鍼灸を
知らないまま入学しても授業についていけるでしょうか?

A

鍼灸の施術を受けた経験にかかわらず、入学時に鍼灸の知識・技術は必要ありません。4年間で基礎から応用まで一つひとつ学ぶことによって、専門的な知識と技術を習得できるよう、本学科のカリキュラムは構成されています。

Q

“ツボ”など覚えることがたくさんあるようですが、
どのように勉強していくのですか?

A

鍼灸の分野ではツボのことを経穴(けいけつ)と言います。施術においては経穴の効果を理解し、経穴の位置を正確に取れているかが重要です。本学では1年次に経穴の基礎知識を学び、2年次には実技実習でそれを確認しながら、正しい穴の位置が取れるように練習します。4年間で計画的に繰り返し学ぶことで着実に身につきます。

Q

鍼灸師は女性にとって魅力的な職業だと聞きました。
理由を教えてください。

A

鍼灸医学、特に鍼刺激は特別な力を必要とせず、柔らかでソフトな指の操作で行います。また近年、美容鍼灸、小児鍼灸、レディース鍼灸などの治療が求められているのも理由です。就業後、子育てなどで休む期間があっても、いつでも復帰して経験を積んでいけるので、長く続けることのできる魅力ある仕事だと言えます。

Q

将来、鍼灸師はどのような活躍ができますか?

A

病院勤務、スポーツトレーナー、開業、研究者など、さまざまな場面で活躍することができます。また、これからの鍼灸師に期待されるのは、日々の健康アドバイザー的な役割です。医療の知識が豊富な鍼灸師は、治療を求める人に対して的確なアドバイスができ、施術によって幅広い疾患への対応も可能となります。

Q

柔道整復師を目指すか迷っています。
鍼灸師との違いを教えてください。

A

柔道整復師は骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷など、急性の外傷に対応するスペシャリストです。一方、鍼灸師は整形外科、内科、小児科、眼科、皮膚科、泌尿器科、循環器科、産婦人科、精神科などの多様な疾患に対応することもできます。また、スポーツトレーナー活動に鍼灸師の資格を活かせば、需要はより高まります。

Q

はり師・きゆう師の資格を取って海外で活躍することは
できますか。

A

道具があればどこででも活躍できるのがはり師・きゆう師の強みです。近年は短期〜長期に渡る海外での医療ボランティア活動に参加するはり師・きゆう師も多く存在します。海外に居住してはり師・きゆう師として活動するには、実際には相手国の医療資格や就労ビザ取得などの条件が必要ですが、多くの国や地域で、日本で学んだはり師・きゆう師が活躍しています。

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理学療法士柔道整復師鍼灸師
歯科衛生士の養成、
資格取得を目指す大学