JOSKAS/JOSSM meeting 2022で研究成果を発表しました

理学療法学専攻の浅枝講師らの研究グループは、反復性膝蓋骨脱臼の手術加療後の不安定性残存や再脱臼について発表しました。

ジャンプの着地や膝を捻るなどの動作で膝痛や力が入らないなどの症状がでる反復性膝蓋骨脱臼。スポーツだけでなく、日常生活にも支障をきたします。
この反復性膝蓋骨脱臼の手術においては、内側膝蓋大腿靭帯再建術が広く行われその成績が報告されていますが、手術後に動作解析された報告は多くありません。
浅枝講師らの研究グループは、手術後の歩行の詳細な解析結果と因子との関連性を提示して、不安定性の残存や再脱臼に与える影響について検討しました。
これらの成果は、スポーツや日常生活における脱臼そのものの予防や、再脱臼の予防、治療の方針に役立ちます。

【学会情報】
学会名：JOSKAS/JOSSM meeting 2022
開催年月日：2022年6月16日(木)～18日(土)
タイトル：パネルディスカッション「膝蓋骨不安定性に対する最新の治療戦略」. MPFL再建術後の歩行解析と治療戦略
発表者区分：浅枝諒, 出家正隆, 石川正和, 平田和彦, 三上幸夫, 安達伸生　(筆頭発表者)
学会URL：http://www.congre.co.jp/joskas-jossm2022/index.html