2022/09/14

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総説がInternational Journal of Molecular Sciencesに掲載されました

作業療法学専攻の上教授らの研究グループは、運動による慢性痛の緩和効果についてまとめました。

「安静は毒・運動は万能薬」。この言葉と一致して運動は慢性痛の緩和にも効果を発揮することが知られており、痛みに伴って生じる不快感や恐怖感の運動による抑制が、痛みの緩和に重要な役割を担うことを解説しています。
これらの研究成果は、慢性痛患者に運動療法を薦める科学的根拠を提供したり、新たな治療法の開発に役立てられたりしています。「運動と痛み」に興味のある方は、是非読んでみてください。

【論文】
筆者名:Katsuya Kami, Fumihiro Tajima, Emiko Senba. (筆頭著者)
タイトル:Brain Mechanisms of Exercise-Induced Hypoalgesia: To Find a Way Out from “Fear-Avoidance Belief”.
雑誌名:International Journal of Molecular Sciences
発行年:2022
巻数:Vol. 23(5)
ページ:2886

【概要】
運動は慢性痛患者や慢性痛モデル動物に鎮痛効果(exercise-induced hypoalgesia: EIH)を発揮することが知られている。
しかし、痛みの情動的側面に影響を及ぼすEIH効果の脳メカニズムは十分に理解されていない。
本総説では、慢性痛モデルマウスに自発運動を行わせて扁桃体や海馬で生じる変化を明らかにした私たちの最近の研究成果に基づき、EIH効果の発現には痛みが生み出す恐怖回避行動を抑制することが重要な役割を担うことを解説した。

本総説はInternational Journal of Molecular Sciencesに掲載され、「Most Notable Articles (March-May 2022)」に選出されました。

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