Q&A

和歌山キャンパスの
?にお答えします!

Q

理学療法士と作業療法士の求人状況を教えてください。

A

和歌山県の理学療法士、作業療法士の求人倍率はいずれも約5倍で、需要が供給を上回っており、特に作業療法士が多く求められています。和歌山県は高齢化率が近畿でトップクラスにあり、この傾向は今後長期間続くものと思われ、理学療法士・作業療法士の求人倍率は高く維持されます。さらに活躍できる職域も、今後は医療や福祉分野以外にも広がる見込みです。

Q

理学療法と作業療法の違いを教えてください。

A

理学療法とは、病気やケガ、加齢などで運動機能が低下もしくは低下が予測される人に対し、運動機能の維持・改善を目的として、運動療法や温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて日常生活の基本的動作の改善を図ります。
一方、作業療法は運動機能のみではなく精神機能低下もしくは低下が予測される人に対し、工作や陶芸など各種の作業活動を通して上肢や手指の細やかな動作などと共に心の調整をし、日常生活そのものの改善を図ります。どちらも日常生活の活動を育む医学的リハビリテーションを行います。

Q

国家試験対策はどのようにしていますか。

A

国家試験対策は2年次では過去の国家試験問題(解剖学・生理学・運動学の基礎3科目)にチャレンジし国家試験のイメージをつかみ、試験問題の解説集作りから始めています。3年・4年次では補習授業と並行して、定期的に模擬試験を実施し段階的に自己の課題の克服を図る対策を予定しています。

Q

臨床実習について教えてください。

A

2年次は「臨床見学実習」として、医療や福祉の現場を知り、医療人としての接遇を学び、理学療法・作業療法の役割や対象者について学びます。3年次の「臨床評価実習」では対象者に接し、障がいの評価として観察・検査・測定を体験します。
さらに4年次の「総合臨床実習」では評価から理学療法・作業療法治療までのプロセスを通して体験します。いずれも現場の臨床実習指導者の直接指導のもとで行われます。

Q

臨床実習の期間と実習施設について教えてください。

A

期間は2年次が2週、3年次は4週、4年次は理学療法学専攻が6週と8週、作業療法学専攻が7週と9週に分けた計14週間及び16週間。3年間の合計は20週間及び22週間となります。
実習先は、医療機関(病院)や介護老人保健施設、小児療育施設、在宅訪問施設などで、在学中に多様な施設を体験することができるのも特長です。和歌山県内(60施設以上)及び大阪府南部の施設で幅広く実習を行います。

Q

アルバイトはできますか。

A

アルバイトをしている学生はいますが、本学部は医療系大学ですので、国家試験合格に向けて授業以外でも自主学習が欠かせません。また、教員免許の取得を目指す学生は授業数も多く、余暇が少ないのが現実です。したがって、アルバイトは平日は抑え気味で、土曜・日曜を中心に行っています。

Q

専門学校や専門職大学との違いは何ですか。

A

大学での学びは、4年間で学問の探求や研究を中心に社会人として幅広い見識を身につけるためのものです。一方、専門学校は、3年や4年で職業に必要な特化した能力の育成を目指し職業人になる学びをします。
さらに専門職大学は4年前に新設された高等教育機関で専門学校と大学の中間的位置づけとなり4年間で学びます。基礎教養科目は大学で多く配置されており、専門学校ではほとんどありません。専門的な実習は専門学校や専門職大学では多く構成されており、実習を通じて技術や知識を身につけることに重点を置いています。また、本学卒業生には「学士(保健医療学)」の学位が与えられますが、専門職大学の場合は「〇〇学士(専門職)」となります。

Q

スポーツトレーナーになれますか。

A

本学ではスポーツ・健康科学関係の授業科目を開講しており、理学療法学・作業療法学の知識・技術に加えスポーツトレーナーに求められる知識・技術を身につけることができます。しかし、実際のスポーツトレーナーになるには就職時にその専門的な施設を選択することが必要です。

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