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2025.07.04

【観光学科】沖縄「慰霊の日」に関する授業を行いました。

6月23日 沖縄「慰霊の日」

沖縄県宮古島市にキャンパスがある観光学科(1年次)では、慰霊の日に関する授業が行われました。

 

慰霊の日は、第二次世界大戦「沖縄戦」の終結の日とされており、沖縄県が定めた、戦争犠牲者の哀悼の意と世界平和を願う大切な日です。

また、今年は第二次世界大戦終結から80年を迎え、世界各地で記念行事が開催されています。

 

本学、観光学部の学生の出身国は10カ国で、その多くが第二次世界大戦やそれ以降の戦争を経験しています。

今年の慰霊の日には、学生たちが沖縄戦について学ぶだけでなく、戦争と平和について自分たちの考えや想いを共有する授業を行いました。

語り合うきっかけとして、宮古島出身の高校生が過去の沖縄全戦没者追悼式で朗読した平和の詩「これから」を

学生たちが英語と他7つの言語に翻訳し、印象に残った文章と平和への想いを発表しました。

国によって同じ戦争でも違う捉え方があり、お互いの国の「ストーリー」や学生自身の経験を聞くことで、新たな視点で考えることができる貴重な経験となりました。

 

観光を通して、他国・他地域の人々と出会い、文化・宗教・歴史・考え方に触れることで、偏見や誤解が減り、お互いの理解を深めることが平和へと繋がることを願います。