宝塚医療大学は日本で唯一、医療系大学でありながら観光学を学べる観光学部観光学科を有しています。
観光をたんなる余暇の楽しみとなるだけではなく、これまでの不摂生をふりかえり、今後の健康的な生き方をめざすきっかけづくりとして役立つものととらえ、学生たちは医療の視点をふまえて観光を学んでいます。そこではウエルネスも重要なテーマであり、美容やファッションなども観光では注目されています。
観光学科の平松隆円先生は、世界で類をみない化粧研究で博士の学位を取得し、化粧心理や化粧文化の第一人者として研究をすすめています。
来る7月19日、朝日カルチャーセンター京都教室にて「紅・白・黒——遊女が彩った江戸化粧の真実」と題して、平松先生が講演をおこないます。
NHK大河ドラマ「べらぼう」でも、白粉を塗った艶やかな吉原の遊女が登場しますが、平松先生によれば当時の遊女は白粉を使用しないこともあったのだとか。けっして白粉が高価だから使えなかったわけではないにもかかわらず、なぜ遊女たち白粉を使用しなかったのか。白粉をはじめとして紅や髪型など遊女の化粧に、平松先生がせまります。
化粧の歴史に興味がある人、探求の授業や卒業研究で化粧の歴史を取り扱いたいという高校生や大学生にもおすすめの講座です。
くわしくはこちらから。
朝日カルチャーセンター京都教室
(教室受講) https://x.gd/R8qdz
(オンライン受講) https://x.gd/HxXmk