9月27日・10月4日・10月11日の3日間、本学特別客員教授の原田伸郎先生による
『コミュニケーション演習Ⅰ』の授業が行われました。
今回の講義は2つのテーマで実施されました。

1つめのテーマ「コミュニケーションの大切さ・楽しさを知る」では、原田先生の学生時代の
失敗談を通して、それぞれ違った人との出会いから人間関係を作りあげていくことの難しさや、
そこから信頼関係を勝ち取った時の喜びについてお話しいただきました。
授業の後半では、学生がいくつかのチームに分かれて伝言ゲーム等を行い、相手に物事を伝える
難しさや大切さを体験しました。

2つめのテーマ「相手の心を開くコミュニケーション」では、医療の現場で患者さんと向き合い、
どんな痛みなのかどうして欲しいのかを感じとる「想像力」についてお話しいただきました。
言葉で伝えることだけがコミュニケーションではなく、文字や笑顔で相手に感じとってもらう
アイディアを創造する力を「書」の演習で学びました。「将来の医療従事者として大切にしたい
漢字一文字」「あなたの好きな漢字一文字」「自分を表わす漢字一文字」の中から1つを選び、
学生の皆さんは慣れない筆ペンに苦労しながらも、丁寧に自分の「書」をしたためました。
提出された「書」の一部をご紹介します。